2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

追憶

明日で7年。広州で迎えるとは、あの時思いもしなかった。

桑の実

初めて食べました。桑の実。近所で発見。柔らかくて甘酸っぱく、野趣あふれる味です。

「1秒あれば、役に入れるさ」  萬梓良(アレックス・マン) 10年ぶり復帰

萬梓良(アレックス・マン)が、10年ぶりに帰ってくる。 歴史ドラマ「歳月驕陽」(全30話)の記者会見が23日香港で開かれ、萬梓良が邱暁軍監督や共演者とともに姿を見せた。映画「勝者為王」(00)以来10年ぶりの俳優復帰だ。今日付の広州紙・羊城晩報が詳し…

虫の知らせ

許冠傑(サム・ホイ)演唱会のチケットを買いに行った。 帰りのバスでぼんやりしていると、運転手の携帯電話が鳴った。イントロに反応して目が覚めた。「光輝歳月」。 家駒。虫の知らせだろうか。

黄家強×黄貫中  「一生楽與怒広州演唱会」

二人の登場と同時に、観客が一斉に舞台に駆け寄った。いきなり総立ちの大合唱。20年近く前の曲が、体に染みついている。 Beyondの黄家強(ウォン・ガーキョン)、黄貫中(ポール・ウォン)の「一生楽與怒広州演唱会」。会場の7割は男性で、20〜30代が多い。…

輪行記

日々の決算は就寝と共に済み 翌日は新しい荷だけを載せて 彩雲の中に帆を張って現れる 聖なる驢馬がその到来を告げ 冷たい磁器の薄明がひろがる 「塩の道」(池澤夏樹著)より

言葉を紡ぐ二人  「方道・文山流」「我所愛的香港」

街で一番大きな本屋、広州新華書店。久しぶりに足を向けると、入り口に大きく「読者会」の文字。週末にサイン会があるらしい。 エッセイ集「方道・文山流」。著者は台湾の方文山(ファン・ウェンシャン)。ご存じ周杰倫(ジェイ・チョウ)の片腕として知られ…

孤独 夜明け タイムマシーン  五月天「時光機」

「好後悔 好傷心 想重來 行不行」「好後悔 好傷心 誰把我 放回去」 このところずっと、五月天の歌を聴いている。 曲もいいけれど、歌詞がとても面白いのだ。私ぐらいの中国語力でも、十分楽しめる。阿信の書く詞はいい意味で分かりやすく、すっと頭に入って…

「映画の森」 引っ越します

私が細々と切りまわしているサイト「映画の森」が、このたびのJanJan休刊に伴い引っ越します。 新しいURLは以下の通りです。 http://eiganomori.net/ 独立で自由度が増しますので、「取り上げてほしい!」作品や監督、俳優はぜひご一報下さい。世界に散らば…

「彼に頼めば、安心なんだよ」

週末の映画は、「蘇乞儿」と「全城熱恋」の2本。朝一番に「72家租客」を見に行ったら、なんと満席だった。 雑誌は3冊、特集3本が気になった。南都周刊は「赴港生子十年──在香港夢的同時、港生一代面臨着教育医療、身分認同等方面的成長煩悩」。南才人物周…

回来広州了

気温28度、湿度85%。しっとりじっとり広東の春です。 空港からのタクシー。後部座席にスーツケースを押し込み、助手席の窓を開けて夜の湿気を楽しみました。オレンジ色のネオンが、ぼんやり街を照らします。“南方”の司機(運転手)は無口です。陳松勇に…