彼はなぜ箱舟に乗り、どこへ向かうつもりなのか。ずっと考えてきました。ゆっくり書こうと思います。 コラム「21世紀的亜細亜電影事情」 第5回：台湾から世界へ アジアの“怪物バンド”Mayday、日本進出への一歩一歩http://eiga.com/extra/tohmi/5/

雇い人の子に生まれ、両親を亡くし、一人ぼっちになった。学校にも通えず、お下がりの制服で授業にもぐりこみ、他人になりすまして大学に通う。 「お母さんが恋しかったんだろ」。ピアの時計の秘密を当てたのは、きっと自分が母を恋しかったからだ。 アーミ…

「きっと、うまくいく」（2009年、インド）http://bollywood-4.com/index.html

人不辞路，虎不辞山。这些年，我们都是他乡之人。我是真的累了，想回老家。临走前，有样东西要还给您。六十四手，我已经忘了。我在最好的时候遇到你，是我的运气。可惜我没时间了。想想说人生无悔，都是赌气的话。人生若无悔，那该多无趣啊。叶先生，说句真…

「己を知り、天地を知り、人生を知る。私は己を知り、天地も知ったといえるでしょう。でも人生は知り得なかった。私が歩き終えなかった道を、あなたが歩いて下さい」 「グランド・マスター」 時間、記憶、忘却 ウォン・カーウァイが捧ぐ 深く静かな鎮魂歌 ht…

インタビューの途中。空気が緩んだすきに聞いてみた。 「愛に苦しんだことはありますか」 監督は一瞬きょとんとして、「僕が？」と問い返す。ええ、あなたが。目を大きく開いて、ちょっと息を吸った。 「ええ、ありますよ。誰でもね（笑）。人は誰でも、愛に…

ブログに収まらないこまごま、つぶやいています。よろしければお越し下さい。 @AnneTohmi そろそろアジアンクィア映画祭。「女朋友。男朋友」上映も近い。

君の好きな夏が来る。陳忠良，好好睡覺，做個好夢。 第4回アジアンクィア映画祭、24日開幕。「女朋友。男朋友」、東京上陸。 http://aqff.jp/2013/index.php

監督は頑固なものだ。監督はくじけないものだ。監督はあきらめないものだ。 資金もないまま、山中でカメラを回し続けた孤独を、ふと思う。 ──「セデック・バレ」魏徳聖（ウェイ・ダーション）監督 早稲田大学大隈講堂で 2013年4月19日午後6時42分

夏の霧社は静かだった。太陽が白く照りつける。映画の山並みが目の前の緑にだぶり、一瞬背筋がひやりとした。「日本軍が原住民の首を並べた」という神社の階段を、おそるおそる踏みしめた。 霧社事件から83年。山の記憶は、日本に届くだろうか。 「セデック…

10年前の4月。信和中心。茫然自失で探した「脚のない鳥」。 「我聽人家說，世界上有一種鳥是沒有腳的，它只可以一直的飛呀飛，飛得累了便在風中睡覺，這種鳥兒一輩子只可以下地一次，那一次就是它死的時候……」 昨夜トニーは言った。 昨晩偉仔在演唱會說：「…

「女朋友。男朋友」でこのブログに来て下さる方が増えました。昨夏から熱にうかされたように、台北、釜山、大阪と作品を追いかけてきました。 ヤン・ヤーチェ監督には５年前の秋、「Orzボーイズ！」が東京で上映された際、話を聞きました。昨秋の釜山映画祭…

大阪アジアン映画祭トークセッション「台湾映画の現在を語る」。（手前から）「女朋友。男朋友」ヤン・ヤーチェ監督、「ＢＢＳ郷民正義」ヒーロー・リン監督、「寶米恰恰」製作のジェイムス・シュー氏、ヤン・イーチェン監督。 ──大阪九条シネ・ヌーヴォで 2…

台北、ソウルと回ってきました。昨夜は大雪。一夜明けて青空。通りのあちこちに早朝から人が出て、せっせと雪かき。さすがの北国です。 旧正月映画をはしごしてきましたが、「一代宗師」に打ちのめされました。王家衛の沈黙には、やはり理由がありました。人…

「るろうに剣心」、香港・台湾で上映中。ヤフー台湾コメント欄、絶賛の嵐。一つ一つ訳して作り手に見せたい気分。涙。 http://tw.movies.yahoo.com/movieinfo_review.html/id=4492&s=0&o=0&p=1 大友啓史監督は、「肉体性の奪還」を目指した。谷垣健治アクシ…

小士，看著你的花襯衫飄遠 我在想一年後 三年後 五年後 我們會變成什麼樣子呢？由於你善良開朗又自在 應該會更帥吧 於是 我似乎看到多年後你站在一扇藍色大門前 下午三點的陽光 你仍有幾顆青春痘 你笑著 我跑向你問你好不好 你點點頭 三年 五年 甚至更久以後…

「ソ・ヨンジュさんにお聞きしますが」 会見で質問が向けられるたび、びっくりしたようにぴょんと背筋を伸ばした。記者の目を見てゆっくり話し、最後は軽い会釈。演じる時のイメージと正反対。素朴な幼さが残っていた。 初めての日本。初めての海外映画祭。…

怒っているのじゃないけれど、白い歯をまったく見せない張孝全（ジョセフ・チャン）。「笑え！笑え！笑え！張孝全！」と心で叫びつつパチリ。 ──「女朋友。男朋友」（12） 台北電影節オープニング式典 台北中山堂で2012年6月29日午後7時40分

「撮影から1年経つけれど、この作品を思うと涙が出てしまう。これほど心に深く、長く根を下ろすと思わなかった。3人の感情と境遇、愛。たった一文字の言葉だけれど、3人の愛はとても大きくて、定義できない愛」（雑誌『VOUGUE』8月号・桂綸鎂＝グイ・ルンメ…

8月31日公開「騷人」音楽担当solerのライブ、終了後のサイン会。（手前から）王柏傑（ワン・ボーチェ）、陳映蓉監督、瑞莎、阿部力、solerの二人。阿部君に日本語で話しかけたら、一瞬きょとんとしてニッコリ。 ──台北市 legacy台北 2012年8月25日午後11時半

生みの苦しみ。何度も何度も見て、やっと端っこがつかめてきた。きちんと書きたい。納得のいく言葉にしたい。 たぶん何年に１本の大事な作品。張孝全（ジョセフ・チャン）と桂綸鎂（グイ・ルンメイ）、二十代最後の年を、追いかけてつかまえた楊雅竽（ヤン・…

「今の台湾に“スター”はいないんだよ。張震（チャン・チェン）も桂綸鎂（グイ・ルンメイ）も普通の俳優」 映画「停車」で二人を起用した鍾孟宏（チョン・モンホン）監督が、インタビューで言っていたっけ。数日前に見た「ＢＢＳ郷民的正義」イベント。西門町…

なかなか言葉が出てこない。「女朋友。男朋友」も３回見た。そろそろヒントをくれないかな。本人は気持ちよくお休み中。４回目行ってくるか？ ──張孝全（ジョセフ・チャン） 写真は本人の微博（中国つぶやきサイト）より

本当に難しいキャラクターでした。俳優は本能的に何かを見せたいものですが、彼はこの映画では観察者の立場なので、眺めていることしかできない。演技の技術論ではなく、心で役に近付くしかありませんでした。肉体的な苦労は、これまで出演してきた映画の中…

──台北中山堂で2012年6月29日午後11時45分

Ｔシャツの張孝全（ジョセフ・チャン）が、バイクで風を切れば、台湾の夏、いっちょうあがり。 オープニング作品「女朋友。男朋友」（楊雅竽＝ヤン・ヤーチェ監督）。台北電影節、29日開幕。 予告編 http://www.youtube.com/watch?v=XzwVReweL_o

外国人花嫁シリーズ、今日は２本。「金孫」、「黛比的幸福生活」。 ──台北市「光點台北」 2012年5月19日午後6時半

「娘が小さいころ、肩車したことがあるだろ？ うらやましいよ……俺もそうしたかった」 張家輝（ニック・チョン）が、任達華（サイモン・ヤム）に問いかける。娘を持つ父。二人とも、自分の小さな娘を思ったに違いない。 ──「大追捕」（12） 台北市西門町 2012…

今夜。鄭有傑（チェン・ヨウチェ）監督新作「野蓮香」。 台北南部に嫁いだベトナム人花嫁のお話。監督４人、オムニバスの１本。 ──台北市「光點台北」 2012年5月17日午後8時10分

血中香港濃度、急上昇。私的ベスト・オブ・余文樂。 明日から香港。ホンハムで五月天！